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No.191  忘れることで救われること、と、忘れてはいけないこと

2012年03月07日(水)

    災害は忘れたころにやってくる、といいます。                 
    いままで生きてきて、               
    楽しいことや悲しいこと、               
    嬉しいことや辛いこと、                 
    大事に覚えていることもきっとあるでしょうが、               
    忘れてしまったこともあるでしょう。                 
    人はなぜ忘れてしまうのか。                 
    昔、こういう話を聞いたことがあります。                 
    人が物事を忘れるのは、生物の保身のため。                 
    例えば女性の出産で言うと、               
    忘却がなければ               
    あんなにつらく痛かったのだから、もう生みたくない
    となるはずですが、痛みを忘れることで、               
    二人目以降の出産につながる               
    という生物的な意味があるのだそうです。                 
          
    また、心理学に               
    「 ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線 」 というのがありますが、
    20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
    1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
    1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
    1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
    1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。
    という結果が得られるのだそうです。               
    1ヶ月後には、8割忘れているんですね。               
    忘れていけないこともたしかにありますが、                 
    人は忘れることで、生きていけることもある    
 
 
とある小冊子に、
渡辺勝幸さんという方が発行しているメールマガジンから紹介されていた文章です。
「 忘却 」 が訪れるから、人間は生きてゆけるのだと、 辛いことも、悲しいことも、
いつの間にか忘れてしまうから救われるのだと、いうことですよね。。。  
 
3.11 未曾有の大震災から一年。
あの大津波は、どこか遠くの国で見知らぬ人々に起こった他人事ではありません。
まさか、自分の身には大切なものを失うような悲劇は起こらないだろう ・・・ なんて、、、
私達自身にも、大切な人達にも、いつ何時の別れがやってくるかもしれない。
大切なご家族を失くされた方々のお気持ちを我が身に重ねて思い、
あたりまえのことがあたりまえではないってこと、あたりまえのことが幸せのもと  
であることを忘れず、 お亡くなりになられた方々のご冥福を深く深くお祈り申し上げます。  
 
わたしごとですが、 コラム No,162 No,169 No,176 で書かせて頂きましたが、
大津波の被害にあった場所/岩手県沿岸部で、
「 この土地から離れたくない 」 一心の義母は、
お蔭様で元気に過ごしております。
震災直後、そして現在も、義母のことをお心にかけお声をかけて下さる会員様へ、
心より深謝申し上げます。
 
今日の中日新聞夕刊に、 「 海岸線ものがたり 」 と題して、
海へ戻る決意の虎舞/岩手三陸の記事が掲載されていたことを義母と電話で話しました。
私達の結婚式でも、伝統の虎舞を主人のご親族皆さんが舞って下さったことが懐かしい思い出です♪
義母は、
『 あれからもう一年なんて、早いね。    
  不思議だよ、直美ちゃん。 
  狭い仮設住宅も、住めば楽しい我が家になってきたよ。』
と。 また、
『 一年経ってもまだ、目の前で津波にのみこまれて亡くなった人達の家族は、   
  その光景が忘れられず泣いてるよ。 』
と、せつなくなることがまだまだたくさんあることを話してくれる義母との電話を終わった後、
ちょうどテレビの歌番組で、平原綾香さんが歌うJupiterの詩がジ~ンと心に残り、
そして、強く願うは、                
厳しい冬のあとは、必ず、暖かい春がやってくるように、              
困難のあとには、明るい未来が待っているはずだ!!                     
 
  “ 冬来たりなば 春遠からじ ”  
 
 




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