結婚相談所でのトラブル事例と、トラブルを未然に防ぐ方法

「 結婚相談所に入会しようと思うが、
無料カウンセリングに行ったら入会を急かされてしまって、
本当に入会していいのか悩んでいる。
他にいい相談所はないのかな? 」
「 以前に結婚相談所に入会したけれど、
そこで婚活に失敗してしまった。
もう一回頑張りたいから、信頼できる結婚相談所を探している 」
結婚相談所を利用してトラブルに遭う確率は0ではありません。
この記事を読まれている方のなかにも、
過去に結婚相談所を利用してトラブルに巻き込まれたことがある経験の方もいらっしゃるかもしれません。
多くの結婚相談所は真面目に会員のサポートをしているのですが、
不当に利益を得ようとしている悪質な結婚相談所が存在するのも事実です。
今回は、結婚相談所のトラブルの事例と、トラブルを未然に防ぐための方法をご紹介します。
結婚相談所のトラブル件数はどれくらい?
まずは日本全国でどれくらい結婚相談所のトラブルが
発生しているのかを見ていきましょう。
消費者の相談窓口や消費者紛争の解決に向けた手続を行う
独立行政法人国民生活センターには、
結婚相談所に関する苦情も寄せられていて、
注意喚起を行っています。
解約や返金に関するトラブルや勧誘方法に関する相談が多く、
2015年には2,157件、2016年は1,985件、2017年には1,808件
もの相談が寄せられました。
年々トラブルの件数は減少し、2018年は1,299件でしたが、
やはり結婚相談所に関わるトラブルが発生しているのは事実です。
ちなみに、結婚相談所の年間の利用者は6万人ほど。
2%ほどの人がトラブルに巻き込まれている計算になります。
この統計データには市区町村が運営する消費生活センターの相談件数は含まれていません。
当然、トラブルに巻き込まれても国民生活センターに相談しなかったケースや、
自分で解決したケースなどもあり得ますので、
実際はもう少し多くの人がトラブルに巻き込まれていると考えられています。
結婚相談所のトラブル事例
それでは具体的に結婚相談所を利用する上でどんなトラブルが発生しているのでしょうか?
事例を見てみましょう。
結婚相談所とのトラブル
まずは結婚相談所とのトラブルについての事例です。
●入会後、カウンセラーがほとんど何もしてくれない
高額な入会金などを支払って結婚相談所に入会したものの、
入会後にカウンセラーがサポートやフォローなどをしてくれず放置されたというケースが
非常に多いです。連絡すらしてこないということもあります。
結婚相談所のカウンセラーや仲人の仕事は相手を紹介したり、お見合いのサポートをしたり、
交際や結婚までのアドバイスをすることです。
結婚相談所のカウンセラーが何もしないということは、
お店でお金を払ったにも関わらず商品を渡さないのと同じようなもの。
詐欺に近い行為と言えます。
●入会した後に高額のプランや追加のオプションをお薦めされる
結婚相談所の利益を上げるために、会員が望んでいない高額なプランやオプションをしつこく勧めるケース
もあります。
入会金や月会費などを安く設定して会員を集め、
入会後に高額なオプションに加入させて儲けるという結婚相談所や、
脅迫まがいの行為をして高額なプランやオプションの契約を迫る結婚相談所も存在します。
●担当者がコロコロ代わる
結婚相談所を利用する際には担当のカウンセラー(仲人)との相性が重要。
カウンセラーとしっかり関係を構築することで距離が縮まり、紹介やサポートを受けやすくなります。
カウンセラーも時間をかけて会員と付き合い、性格や人柄、希望する条件などを把握するからこそ、
相手を紹介したりフォローをしたりすることができるのです。
カウンセラーが退職してしまった、結婚相談所の人事転換などで
担当者が代わるということは致し方ないことですが、
それが何回も起こるのは考えものです。
担当カウンセラーが代わってしまうと、また1から関係を構築しなければいけません。
要望などを伝えなければいけなくなりますので、二度手間となってしまいます。
質が高いサポートやフォローも受けにくくなり、その分成婚が遅くなることも考えられます
結婚相談所側に会員を騙そうという悪意がなかったとしても、
運営上何らかの問題がある可能性が考えられますので、
担当者がコロコロ代わる結婚相談所は選ばないほうが得策です。
●一方的なアドバイスばかりされる
先ほども解説したとおり、結婚相談所ではカウンセラーとの相性が大切です。
カウンセラーが「●●しなさい!」というように一方的なアドバイスをしたり、
独りよがりなアドバイスをされたりして婚活がうまくいかないというケースも多いです。
ある会員にとっては「一方的だから嫌だ」と感じられても、
ある会員には「しっかりアドバイスをしてくれるので頼もしい」と感じられるというように、
受け手によって捉え方も異なるので、
一概にトラブルとはいえない側面もありますので、 相性が合う合わないという問題ですが、
結婚相談所では会員がカウンセラーと相性が合わないと感じれば担当者を代えてくれるものです。
結婚相談所にカウンセラーの交代を相談しても応じてくれなかったり、
カウンセラーがあまりにも横柄な態度だったり、
自分の都合を押し付けるようなことを言ってくるようであればトラブルと言えます。
お見合い相手・交際相手とのトラブル
結婚相談所に問題がなかったとしても、
紹介された相手に問題があって
トラブルに発展したケースもあります。
ここからはお見合い相手・交際相手とのトラブルで
よくあるケースを見ていきましょう。
●プロフィールに記載してある内容と実際の内容が違う
よくあるのが「会ってみたらプロフィール写真と違う」というケースです。
もちろん、写真を撮ったときと会ったときは服装や髪型、女性だったらメイクなどが異なっていて
印象が変わっていることもあり得ます。
体系や顔も時間が経てば変わるので、
プロフィール写真と実際の容姿にギャップが生じることは少なからずあり得ることだと言えます。
しかし、中には自分を良く見せたいがために写真を加工したり、他人の写真を利用したりする会員もいます。
プロフィールの内容も実際と異なるケースもあります。
どうしても「良く見せたい」という想いが働いて盛ってしまう、
あるいは自分では正しいと思っていても勘違いしているケースがあるので、
一概にトラブルと言い切れない部分もありますが、
職業や年収、学歴などを詐称するような悪意ある会員も少なからず存在します。
●成婚退会した後に、相手から断られ結婚が破談になってしまう
お見合いがうまくいって結婚の約束までしてめでたく成婚退会。
でも、その後に相手から結婚を断られてしまうということもあります。
結婚は人と人がするもの。考え直した結果結婚ができない、一緒にいて許容できない部分が見つかった、
その他仕事や家庭などやむを得ない事情で結婚ができなくなってしまったというケースもあるので、
これも一概に相手に悪意があるとは言い切れません。
しかし、断られた会員はまた婚活を1からスタートしなければいけません。
破談になったことで精神的にも落ち込み、今まで支払った費用も無駄になってしまうので、
断られた側にとってはダメージが大きいトラブルと言えます。
問題なのはカウンセラーが不適切な相手を紹介してしまったり、成婚という実績を追求するがために、
会員の意向にそわず成婚を進めてしまったりしたケースです。
成婚後の破談が多い結婚相談所は、カウンセラーの質が低い可能性があります。
また、成婚退会のルールや成婚料の支払うタイミングなどもトラブルとなりえます。
結婚相談所でトラブルに遭わないために
結婚相談所でのトラブルを防ぐためには
結婚相談所選びが重要です。
しっかりした結婚相談所を選ぶだけでも
トラブルに巻きこまれる可能性は格段に低くなります。
ここからは、トラブルに巻きこまれる可能性が低い結婚相談所を選ぶポイントを解説します。
●連盟や団体に加盟している結婚相談所かを確認する
結婚相談所には独自で運営しているところと、連盟組織や団体に加盟しているところがあります。
ホームページやチラシ、看板などに「●●連盟に加盟済」のような記載があるかと思います。
連盟や団体に加入すればルールに従って運営を行わなければいけません。
トラブルが発生すると連盟や団体から脱退しなければいけないというリスクもあるため、
非加盟の結婚相談所よりもトラブル防止に力を入れている傾向があります。
●個人情報や特定商取引法など、法律に基づいた運営かどうかを確認する
結婚相談所は会員の個人情報を取り扱っているため、
個人情報保護法などの法律に厳格に従って運営しなければいけません。
法律に従ってすらいない結婚相談所はトラブルが発生する可能性も高いです。
まずは最低限法律や規則に従って運営がなされているかを確認しましょう。
結婚相談所のホームページには「特定商取引法に基づく表記」を掲載する義務があります。
まずはそれがなされているかどうかを確認してください。
また、個人情報の取り扱いに関しても規定があるかどうか、
規定があるのであればどのように個人情報が取り扱われているのかを確認しましょう。
●料金の内訳について確認する
料金もトラブルにつながる大きな要因です。結婚相談所にはさまざまな料金体系が設定されています。
先程も解説したように、
入会金や月会費が安くても、
高額なプランやオプションを契約させられて結局費用がかかってしまうというケースもよくあります。
成婚料が高額な設定になっていることもあります。
どのような料金がいくら必要なのか、追加費用などはかからないのか、
内訳をしっかりと確認した上で契約を結びましょう。
●サービス範囲について確認する
サービスの内容も重要です。料金体系の確認だけでなく、
その料金でどんなサービスが受けられるのかも確認しておきましょう。
例えばお見合いのセッティングに料金がかかる結婚相談所とかからない結婚相談所があります。
お見合いのセッティングが無料だと思いこんでいたら有料だったということもよくあります。
また、通常のお見合い料は無料でも、
担当者(スタッフ)がお見合いに付き添う場合は有料になるケースもあります。
もしサービス内容に不明な点があったら契約する前に必ず確認しましょう。
曖昧なままにしておくと後々トラブルが発生する危険性が高くなります。
こちらから尋ねても不明確な回答しかしてこない結婚相談所は避けたほうが無難です。
●成婚実績数や設立年数を確認する
成婚実績にも注目しましょう。
やはり成婚した実績が高い結婚相談所であれば結果も期待できますし、
トラブルが少ない可能性も高いです。
また、設立年数も重要です。
トラブルが多くて成約に至らない結婚相談所は会員からの信頼を失い、すぐに廃業してしまいます。
設立して長い年月が経っていれば、それだけ実績があり、トラブルも少なく、
会員からの信頼も厚い結婚相談所であると言えます。
また、長年の運営でノウハウが蓄積されているので、サービスの質にも期待ができます。
●結婚相談所の雰囲気や、カウンセラーの対応の印象
結婚相談所の雰囲気やカウンセラーとの相性も結婚相談所選びでは重要です。
いくら実績がある結婚相談所でも雰囲気や相性が合わなければフォローなども受けにくくなり、
婚活が難しくなってきてしまいます。
実際に結婚相談所を訪れてみて、カウンセラーと話をしてみることで、雰囲気や相性を知ることができます。
百聞は一見にしかず。必ず結婚相談所に足を運んでみてから契約を結びましょう。
少しでも「違うな」「合わないな」と感じたら考え直したほうが良いかもしれません。
Abecはあなたの「幸せな結婚」を二人三脚で目指します
結婚相談業には開業規制や開業に必要な資格などありません。
法律を守らず運営している結婚相談所もあり、
消費者とのトラブルの元となっています。
しかも!!そのような結婚相談所と、
法律をキチンと守っている結婚相談所の区別が
消費者にはまったくつきません。
インターネットの口コミなど、根拠の怪しい情報を鵜呑みにして入会した結果、
被害にあうというケースも多くあります。
Abecは、東海エリアNo,1の良縁会、全国結婚相談事業者連盟、
日本最大級の日本結婚相談所連盟に所属。
第一期、東海エリアで最初に
「マル適マーク総合認証※(CMS)」を取得
愛知県の結婚サポート事業「出会い応援団」にも認定されている結婚相談所です。
創業20年。創業からの指針である「愛知県・岐阜県・三重県」に特化した地域密着型の結婚相談所として、
20代30代40代の方々お一人おひとりの幸せな結婚をサポートしてきました。
結婚のお相手(パートナー)選びは、人生を大きく左右します。
人生のパートナー選びをする場所=結婚相談所の活動は、
迷ったり悩んだり・・・が繰り返される場所でもあるのです。
入会後、通うことになる相談所が、
なんでも話せる・相談できる雰囲気のあるサロンかどうか。
迅速な対応(電話やメール)がされるかどうか。
担当者との相性(コミュニケーション)はどうか。
的確なアドバイスやサポートなどを受けられるスタッフの対応力があるかどうか。
など、皆様の活動に大きく影響してくるポイントだからこそ、
自分に合った結婚相談所を選ぶことが重要である、とアベックは考えます。
【 結婚相談所入会前のチェックポイント 】ご確認のうえ、
「 結婚相手 」を選ぶ前に、まずは「 結婚相談所選び 」を間違えないようにしましょう。
わたし達は、「お手伝い出来る事/出来ない事」をしっかりお伝えし、
ご自身でしっかりご検討ご判断いただくために
強引な勧誘や入会を推し進めることは一切いたしません。
まずは無料カウンセリングで、Abecの雰囲気やサービスを知っていただければ幸いです。