代表仲人阿部のささやきコラム
我が子の成長とともに(親として思うこと)
代表仲人ブログ
2008.03.20
“ 春 ” は、出逢いと別れの季節🌸
私事ですが、先日、息子の卒業式がありました。
子供の成長過程の一つの節目でもある時期を迎え、息子が生まれて今日まで13年間の、
月日の経過の早さに対する驚きと、これから最も多感な時期を迎える10代に、
何を想い、何を感じ、どんな目標や夢を持つのだろう・・との成長への楽しみを感じると同時に、
正直なところ、なぜだか少し、寂しさをも感じてしまいました(T_T)
涙腺が弱くなってきているのは、歳のせい!?
出産予定日から2週間遅れての心配と不安の初産とは裏腹に、院長先生から、
『 わが産院始まって以来の一番、大きな産声をあげた元気な男の子ですよ !!!』
3,680gの大きな赤ちゃんが飲む母乳・ミルクの量も、ケタはずれ!!(笑)
一人歩きを始めたと同時に、息子が歩けば、全ての物がひっくり返される毎日で、
今だから笑って語れる数々のわんぱく君の出来事がありますが、
当時は、冷や汗もののドキドキ・ハラハラの連続で💦
“ 穏やかで、優しいお母さん ♪ ” 像を目標にしていた私ですが、
最強ヤンチャ坊主のおかげで、筋金入りの肝っ玉母チャンになったような( ̄▽ ̄)
子供の成長は早いもので、今では、私との背丈も変わらぬほどで、
身長 166㎝ 靴のサイズは、 ナント、 26 . 5㎝
成長しすぎる足に、思わず、纏足でも履かせようかと思うこの頃です(・.・;)
子育てをしながら、親(大人)の目線・子供の目線の違いに気づかされる場面も多くあり、
子供から教えられることもたくさんあって、子と一緒に親も成長させてもらっていると感じます。
また子育ては、諸先生方・同じ地域に住む方々・おじいちゃんやおばあちゃん達をはじめ、
たくさんの色んな人達の支えと助けを頂いてこそと、主人共々、感謝の気持ちで一杯です。
人を育てることのポイントに、
【 言ってきかせ、やって見せ、誉めてやらねば、人は動かじ 】
という、山本五十六の言葉がありますが、
「言ってきかせ」の言葉だけでは、格好良く何とでも言えるものですが、
「やって見せ」の行動となると、親(大人)自体に出来ていない事も多かったりで、
親の背中を見て子は育つとよくいわれますが、子供達は、無意識に何気ない所で、
私達、親(大人)の行動をよく見ています。
親(大人)として、自らの襟を正さねば・・・と思うこの頃です。
また、我が子には苦労をさせたくない・・・・と、親なら皆思う親心ですが、
失敗や挫折・苦労等を経験して学ぶプラス・マイナスこそ、
味のある人間的魅力や強さに繋がると思っています。
思春期は、親離れ・子離れの第一歩。
【 両親の庇護のもとから脱出して、一人で生きていく力や術を
身につけようともがく思春期には、自分はこれからどう生きていくのだろうと、
一人になってじっくり考え、悩んだり迷ったり、時には、自己嫌悪を感じたりしながら、
子供は、自分自身の気持ちに決着をつけていきます。
見つからないかもしれない答えを一生懸命に追い求めながら、自分と向き合っていきます。
永い永い人生には、上り坂もあれば、下り坂もあり、また、まさか!という坂もあります。
一人前の大人になるために、
誰もがその壁を自分で乗り越えていかなければならないのです。
子供が、親から自立していくこの時期こそ、親もまた、子離れをしなくてはいけません。
自立しようと、もがく我が子を、傍で、そっと見守ってあげること。
やがて、この時期を過ぎれば、また、親子の正常な関係が戻ってくるはずです。
そして、その時、ちゃんと自立した大人同士としての会話ができるようになるものです。】
式後半に、子供達が歌った曲の中に、とても素敵な歌詞がありました。
やさしい言葉なんて 役に立たないことがあるよね
自分だけで 戦わなくちゃいけない時があるよね
辛いこと乗り越えて いつか見えてくるものがあるよ
そしたら あなたは今より きっと 素敵になってる
あしたになって 空が晴れたら
自分を好きになって また 歩き始めようよ
いつの日か、子供達にとって、この言葉が、心の支えになりますように♡