代表仲人阿部のささやきコラム
幸せを感じる(脳)を鍛えよう!
出会い、恋愛、結婚について
2006.11.10
人は、どこで、“ 幸せ ”を 感じとるのか?
『 ハッピーな自分になるために・・・ 』
By 東京大学大学院:脳科学研究 久恒 辰博 助教授
幸せを感じ取る、“ 心の働き ” をつかさどるのは、【脳】。
幸せという感覚は、【脳】が、生み出しています。
そして、脳が、“ 幸せを感じる力 ” には、
人により、大きな差があるようです。
脳というものは、プラスの刺激を与えてやれば、
どんどん勝手に、プラスの回路を伸ばしていくものなんです。
どんな些細なことでも、『幸せだな~』 と、
感じ取る方は、脳にプラスの刺激を与え、
幸せを感じる脳回路が、発達していきます。
反対に、ストレスばかり抱えて、脳にマイナスの刺激を与えると、
幸せや感動を感じにくい脳になっていきます。
脳の幸せ力は、日頃の習慣や心掛けを変えることで、
自分で育んでいくことが可能です。
常に、柔軟性と好奇心を持ち、
何事にも積極的にチャレンジしていくことにより、脳は、鍛えられます。
「性格」も、脳が、日頃、どんな回路を使って、
物事を考えているかによって、変わります。
いつもマイナスの回路を使って、物事を考えている人は、
小さな事でもクヨクヨしがちです。
反対に、いつもプラスの回路で考えている人は、
多少の失敗でも、前向きでいられます。
こうした脳の “ いつもの通り道 ” は、
そのクセを直せば、道筋(回路)を変えることが可能です。
「毎日、仕事ばっかりで、同じことの繰り返し・・・、
今日も、いつもと変わらぬ一日だった。」
このような考え方をしていると、脳の幸せを感じる力は、
どんどん枯れてしまいます。
脳は、変化の無い退屈な日常が大嫌い。
だから、植物に水をやるように、常日頃から、
自分にとって、いつもと違うこと・楽しいこと・気持ち良いことなど、
積極的に、チャレンジしていく姿勢が、大切なのです。
また、どんな時でも慌てず、他人に気を配ったり、
その場の空気を読んで、しかるべき行動をとったりできる人は、
脳の柔軟性が高いからこそできること。
幸せ脳にとって、ストレスは最大の敵です。
しかし、人間には、ストレスがつきもの。
だからこそ、日頃から、自分流のストレス解消法を見つけ、
ストレスを溜めない習慣クセをつけることです。
最近、物事に、感動していますか?
喜びや感動をたくさん経験していると、“ 幸せ力” は、アップしますよ !!』
何もせず待っていても、 変化 は、訪れてはくれません。
何事にも、積極的にチャレンジして、意識的に、
『 いつもと違うこと 』 を、心掛けてみませんか?
ちなみに・・・、
脳の柔軟性を高めるトレーニングとして、
【 人を笑わせること 】 が、一番効果があるそうですよ。