代表仲人阿部のささやきコラム
No.70 “笑顔”と“心”をのせて、気持ちの良いご挨拶から、始めましょ♪♪
お見合い
2007.12.14
日中は暖かい日差しがあるものの、12月に入り、寒さも一段と増してきましたね。
ついつい、寒さに負けて猫背姿勢で歩いてしまったり、行動が鈍くなったり、
また、風邪もひきやすいこの季節、胃腸風邪やインフルエンザにかかっちゃった!・・・って、
お声もお聞きする中、体調を崩されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
私事ですが、この寒い時期に、子供達の通学路途中にある交差点での交通整理を促す旗当番が、
まわってきた時は、・・・・正直・・・・、つらいです。
・・・が、しかし、黄色のタスキをかけ旗を持った瞬間から、
元気スイッチ&気合が入ってしまう単純な私!!
「 おはよう!!」「 行ってらっしゃい!!」「 気をつけてね!!」
朝から、元気いっぱいの声と笑顔で、子供達に、挨拶しています!
すると、
「 おはようございます!」「 行ってきます!」
と、元気良く挨拶が返ってくるのは、わずか・・・・、
しかも、そのほとんどが、一年生や二年生の子供達。。。。。
高学年になればなるほど、肩をすくめ、手はポケットに入れ、背中を丸くしうつむきながら
「 おはよう! 」と声を掛けても、一瞬、顔をあげてチラっと私のほうを見るだけで、
また、下を向いて、歩いて行く子供が多いのです。
し・か・し、信号が赤になると、ここぞとばかりに、子供達に向けて、
「 おはよう!!」と、挨拶する私。
すると、素通りできない状況からか、そんな時は、全員がちゃんと、
「 おはようございます。。。」 と、返ってきます。
強制的に言わせているような雰囲気(?)が、多少なりともある中、頭を下げてしっかり挨拶する子、
テレながら挨拶する子、うつむき加減で挨拶する子、恥ずかしそうに小さな声で挨拶する子など。。
どんな形でも、子供達からかえってくる挨拶に、嬉しく感じながら、
「 寒いね~。でも、元気いっぱいガンバッて、行ってらっしゃ~い!!」と、声をかけると、
皆、必ず、ニッコリ笑顔が返ってきます! (*^_^*)
そんな子供達の笑顔と元気な挨拶に出会うと、寒さも忘れ、朝から、気持ち良さを感じます。
気持ちの良い挨拶と笑顔に出会った時は、自然と、気持ちの上でも、
“ 今日も、一日ガンバルゾ~ !! ” “ 今日一日、何かいいことあるかも ♪ ”
なんて思えてくるのは、私だけでしょうか・・・。
挨拶 ・・・・ といえば、
先日、私の実家で祖父の17回忌の法事が行われた時に、
住職さんが、こんなことをおっしゃっていました。
『 “ 我(が)を出さぬ事、 我(が)を取るように ”
私達人間は、年を重ねながら、色んな事を経験し、吸収していく中で、
自分の中に、 “ 我(が) ” を、生んでしまうんですね。
(我(が)・・・・・自分の意思や考えを言い張って、人の言葉に従わないこと)
“ 我(が) ” というのは、もうこれで良しとしてしまっている自分なのです。
言い訳をしてしまっている自分。諦めている自分。
人の心に潜む本質的な感情の一つですが、
我(が)を持ちすぎると、ことの運びも上手くいかず、
さらには、人間関係をも実に、厄介なものにしてしまいます。
また、プライドからなのか、恥ずかしさからなのか、
年とともに、自分の中の “ 我(が) ” が抵抗して、
何に対しても、素直になれなくなってしまう。
素直さは、より良い人間関係を築く上で、最も大切な資質なのですよ。
“ 我(が) ” を取って、素直さを養うための修行の一つに、
気持ちの良い挨拶と返事をすること。
何気に返事する 「 はい 」という言葉の語源は、「 拝 」
「 拝 」という字の意味は、丁寧に敬礼する・有難く受ける
つまり、「 はい 」という返事は、相手を敬う気持ち・相手の呼びかけを、
感謝して受け取る気持ちの表れなのです。
挨拶や返事を曖昧にするのではなく、人として、もっと、大事に、
気持ち良く、心をのせて交し合うことです。
“ 我(が) ” を出さぬよう、“ 我(が)” を取って、徳を積んで下さい。』
「 おはよう!」「 こんにちは!」「 ありがとう!」「 ごめんなさい!」
当たり前に、発する言葉だけれど、意外と、素直に出てこないもの。
一期一会を大切に・・・と、想いながらお手伝いさせて頂く会員様のセッティング時は、
良きご縁となって頂けるよう、「 初めまして♪ 」から始まるご挨拶を、
会員様と一緒に、心をのせて気持ちの良い笑顔で交わし合いたいと思います♪